【睡眠時間を増やせばいいなんて思っていませんか?】
睡眠不足はありとあらゆることに悪影響をもたらします。
決して軽く考えていい問題ではありません。
そこで今回はこの睡眠不足をどうしたら解消できるのか?
その方法について、お話します。
そもそも、良い「睡眠」とは何でしょうか?
睡眠については以下の方程式で表せます。
睡眠=時間×質
ここでポイントなのが「質」です。
よく、『睡眠時間を増やせばいい』という人がいますが、
時間をかけるには限界があります。
「質」を上げることが良い睡眠のためには、効果的なのです。
あなたもご存知かもしれませんが、
睡眠には「深い睡眠」と「浅い睡眠」
の異なった2つの睡眠状態を交互に繰り返すことで成り立っていま す。
そして、良い睡眠の「質」には、以下の要素があります。
①寝つきまでの時間(16分がベスト)
②「深い眠り」のフェーズが2回以上
③「深い睡眠」の深度がだんだん浅くなっていく
これは、アプリとかですぐに測れるものなので、
是非、試しに測定してみてください。
それでは、具体的に睡眠改善するための方法を説明します。
1.睡眠ホルモンを上げる
2.覚醒物質を下げる
3.睡眠負債を減らす
1.睡眠ホルモンを上げる
これを実行するためには、主に2つの要素が必要です。
まず1つめは「栄養」です。
就寝の16時間前にからとった「栄養」がポイントになります。
その栄養とは、「トリプトファン」
という物質です。
これは、アミノ酸の1つで
牛乳、チーズ、大豆製品、魚、卵、肉といった食べ物に多く含まれ ます。
さらにバナナやナッツ類、小麦胚芽にも豊富です。
ただ、食事だけでは、必要量を摂ることは難しいので、サプリメン トを使うと効果的です。
また、このような「トリプトファン」をはじめとするタンパク質は 、
他の必須アミノ酸も必要量摂らなければ効果を発揮できません。
そのため、プロテインも一緒に摂取することが推奨されています。
もう1つは「光」です。
日照時間が少ない国は睡眠障害が多い、というデータがありますが 、
光は、人間のホルモンバランスの調整に必要不可欠なものです。
1日1時間日光を浴びるべき、というデータもあります。
そのホルモンの中でも、「メラトニン」は
覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、
「睡眠ホルモン」とも言われます。
現代は、屋内作業が多く、光を浴びる時間が短いために、
睡眠障害が起こっている場合もあります。
そこで、その光を浴びるための商品というもの開発されているので す。
まずは、サングラス型。
サングラスの裏側から光が照射されるというものです。
そして、イヤホン型。
光は目からだけでなく、身体の様々な部位から受け取ることができ ます。
そのため、目からではなく、耳から照射する商品も売られているの です。
睡眠改善するための2つ目の方法は
2.覚醒物質を下げる
です。
ここでいう覚醒物資とは「活性酸素」です。
吸った酸素の2~3%は、「活性酸素」に変わると言われています 。
殺菌作用があるため、一定以上は必要ですが、
覚醒物質のため、睡眠を妨げてしまいます。
活性酸素は、ストレス・緊張により増加します。
睡眠改善するための3つ目の方法は
3.睡眠負債を減らす
です。
先程も述べましたが、
これには、長く寝る、ということも大事ですが、
それよりも、「深く眠る」ということが重要になります。
「深く眠る」ためには、
筋肉・神経を落ち着けて、血管を広げる、ということが必要になり ます。
要は、いかにリラックスできるかどうかということです。
これに有用なものは
「バレリアン」という名前のハーブです。
サプリメントとしても売れられています。
また、呼吸を整えたり、ストレッチをしたり、整体をしたり等々…
方法としては、いくつかあります。