睡眠時間を増やせばいいなんて思っていませんか?~睡眠3

【睡眠時間を増やせばいいなんて思っていませんか?】
睡眠不足はありとあらゆることに悪影響をもたらします。
決して軽く考えていい問題ではありません。
そこで今回はこの睡眠不足をどうしたら解消できるのか?
その方法について、お話します。
そもそも、良い「睡眠」とは何でしょうか?
睡眠については以下の方程式で表せます。
睡眠=時間×質
ここでポイントなのが「質」です。
よく、『睡眠時間を増やせばいい』という人がいますが、
時間をかけるには限界があります。
「質」を上げることが良い睡眠のためには、効果的なのです。
あなたもご存知かもしれませんが、
睡眠には「深い睡眠」と「浅い睡眠」
の異なった2つの睡眠状態を交互に繰り返すことで成り立っています。
そして、良い睡眠の「質」には、以下の要素があります。
①寝つきまでの時間(16分がベスト)
②「深い眠り」のフェーズが2回以上
③「深い睡眠」の深度がだんだん浅くなっていく
これは、アプリとかですぐに測れるものなので、
是非、試しに測定してみてください。
それでは、具体的に睡眠改善するための方法を説明します。
1.睡眠ホルモンを上げる
2.覚醒物質を下げる
3.睡眠負債を減らす
1.睡眠ホルモンを上げる
これを実行するためには、主に2つの要素が必要です。
まず1つめは「栄養」です。
就寝の16時間前にからとった「栄養」がポイントになります。
その栄養とは、「トリプトファン」
という物質です。
これは、アミノ酸の1つで
牛乳、チーズ、大豆製品、魚、卵、肉といった食べ物に多く含まれます。
さらにバナナやナッツ類、小麦胚芽にも豊富です。
ただ、食事だけでは、必要量を摂ることは難しいので、サプリメントを使うと効果的です。
また、このような「トリプトファン」をはじめとするタンパク質は
他の必須アミノ酸も必要量摂らなければ効果を発揮できません。
そのため、プロテインも一緒に摂取することが推奨されています。
もう1つは「光」です。
日照時間が少ない国は睡眠障害が多い、というデータがありますが
光は、人間のホルモンバランスの調整に必要不可欠なものです。
1日1時間日光を浴びるべき、というデータもあります。
そのホルモンの中でも、「メラトニン」は
覚醒と睡眠を切り替えて、自然な眠りを誘う作用があり、
「睡眠ホルモン」とも言われます。
現代は、屋内作業が多く、光を浴びる時間が短いために、
睡眠障害が起こっている場合もあります。
そこで、その光を浴びるための商品というもの開発されているのです。
まずは、サングラス型。
サングラスの裏側から光が照射されるというものです。
そして、イヤホン型。
光は目からだけでなく、身体の様々な部位から受け取ることができます。
そのため、目からではなく、耳から照射する商品も売られているのです。
睡眠改善するための2つ目の方法は
2.覚醒物質を下げる
です。
ここでいう覚醒物資とは「活性酸素」です。
吸った酸素の2~3%は、「活性酸素」に変わると言われています
殺菌作用があるため、一定以上は必要ですが、
覚醒物質のため、睡眠を妨げてしまいます。
活性酸素は、ストレス・緊張により増加します。
睡眠改善するための3つ目の方法は
3.睡眠負債を減らす
です。
先程も述べましたが、
これには、長く寝る、ということも大事ですが、
それよりも、「深く眠る」ということが重要になります。
「深く眠る」ためには、
筋肉・神経を落ち着けて、血管を広げる、ということが必要になります。
要は、いかにリラックスできるかどうかということです。
これに有用なものは
「バレリアン」という名前のハーブです。
サプリメントとしても売れられています。
また、呼吸を整えたり、ストレッチをしたり、整体をしたり等々…
方法としては、いくつかあります。

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