【睡眠の”基礎”押さえていますか?】
ダイエットや健康の重要なファクターだけど、
何気に見逃されがちなもの
「睡眠」
この「睡眠」非常に奥が深く、
動物の睡眠では主に前者、
「身体の成長と修復」
が占める役割が大きい一方、
人間の睡眠では、前者も加えて後者
「高度な情報処理機構」
の役割もある、ということです。
では、今回は、「身体の成長と修復」について考えてみましょう。
これらを抑えれば、健康やダイエットに効果的な睡眠ができるようになります。
そもそも、なんで人間を始めとする動物は「睡眠」をとるのでしょう?
そして、必ずある程度の睡眠「時間」というものは必要です。
その回答の1つが、睡眠中に「身体の成長と修復」をしているからです。
成長期の子供が睡眠時間が長かったり、
ハードなスポーツや筋トレをした日は睡眠時間が長くなったりしませんか?
「身体の成長と修復」の際に重要なファクターになるのが、
- 寝る時刻
- 食事とのスパン
- 睡眠時間
です。
寝る時刻、について。
基本的には人間は地球の自転のリズムによって生活しています。
昼間は活動し、
夜に外敵が少なくなったら寝る
という行動を何百万年という年月をかけて過ごしてきました。
そのため、
夜の真っ最中の時間帯である、22時ー2時位に
「身体の成長と修復」を促進する
成長ホルモンが最も分泌されます。
そのため、この時間帯に深く眠れていることが大切です。
食事とのスパン、について。
ここで重要なのは、
「身体の成長と修復」には、大きなエネルギーを使うということ。
これは、人間は食事の消化にとても大きなエネルギーを必要とするため、
食べた後、すぐに寝てしまって、寝ている最中に消化が割り込むと、
そちらに沢山のエネルギーを取られてしまい
「身体の成長と修復」に集中できなくなってしまいます。
そのため、
4-5時間前までに食事を済ませておくと、
眠りに入る時には消化が大体完了しているので、
理想的であると言われています。
睡眠時間、について。
成長期の子供や激しい運動をした日などは
当然、「身体の成長と修復」にある程度の時間が必要になるため、
時間を十分とる必要が出てきます。
逆を言えば、
成長期の子供や激しい運動をしたわけではないのに、
睡眠時間が長くなってしまう場合は、
消化が終わっていないまま眠ってしまい、消化に負担がかかっている時
ということになります。
これら
・寝る時刻
・食事とのスパン
・睡眠時間
を抑えて効果的な睡眠をとるようにしましょう。
…とは言え、これらの要素は割と有名なのでご存知で実践している方も
いるかもしれません。
そこで、
人間の睡眠特有の特徴、
「高度な情報処理機構」
の役割について、次回解説します。