【ムカっ!ってした時に】
健康・ダイエットには色んな方法がありますが、その根っこには、
「思考」や「感情」
というものがあります。
そして、激しい「感情」は、時に正確な判断を狂わせます。
特に、「怒り」という感情はとても能動的なものなので、非常にやっかいです。
怒りの対処法を身に着けることも、
健康・ダイエットにはとても重要な要素となりますので、
今回は、その対処法をお伝えします。
怒りは、その「対象」によって変わります。
あなたの足を踏んだ人が、
もし、足元もおぼつかないおばあちゃんならば
『仕方がないな』
と思いますよね?
一方、もしチャラそうな若者ならば
『なんだよ!謝れよ』
と思ってしまいます。
足を踏まれた「現象」そのものが悪いわけではなく、
誰もがその「現象」で怒るわけではないのです。
「怒り」は起こった「現象」そのものではなく、
その「現象」を「対象」というフィルターを通した「結果」に過ぎないのです。
だからこそ、「怒りの対処法を身に付ける」ことにより、
「怒りっぽい」あなたが怒りっぽくなくなり、
平穏無事な毎日を過ごすことが出来るようになります。
では、その対処法を具体的に挙げていきます。
〇対処法1:腹式呼吸する
よくある方法ですが、やってみると意外に効果的です。
怒りを感じると呼吸が浅くなります。
そのために、怒りを感じたら腹式呼吸をして、
冷静さを取り戻すことが出来ます。
〇対処法2:怒りに点数を付ける
あなたの怒りに点数を付けて下さい。
1点:イラっとする
2点:思い出すと腹が立つ
3点:激怒する・ブチ切れる
もしくは、
1点:許せる
2点:まあ許せる
3点:許せない
という感じです。
例えば、友人と待ち合わせをした場合
友人
が
やや遅れて来る→ 1点:許せる
5分後に来る→ 2点:まあ許せる
15分後に来る→ 3点:許せない
と振り分けられます。
時間に神経質な人は、相手が時間ピッタリに到着しても、
5分前に来ていないからイラッとしてしまうこともあり得るます。
そこで、「遅刻しない時間であれば、まあ許せる」というように、
自分の「許せる」ゾーンを広げて考えることを習慣づけましょう。
また、数字というものは、客観視をするために非常に有効なツールです。
自分なりの尺度で、怒りを客観的に見ることが出来ます。
『ああ、自分はこの怒りはこの点数なんだな』
と思うだけでも、幾分か落ち着くこともできます。
〇対処法3:簡単ではない数え方をする
例えば、昔の芸人にいましたが、3の倍数と3のつく数字を数えてみます。
3,6,9,12,13,15,18,21,23,24,,,,,,
怒りを感じた時、簡単に数えられない数え方をすることで、
感情が思考する方に持っていかれるようにするのです。
それぞれ一見簡単そうに思えますが、
始めからうまくできるわけではありません。
繰り返しトレーニングをすることが重要です。
健康・ダイエットの基本は、
「思考」や「感情」です。
ほとんどの失敗の原因は
「怒り」をコントロールできないからこそ、
失敗するケースが多いのです。
まずは、「怒り」を上手に抑制することに着手してみてもいいかもしれませんね。