“愚行”~何を食べたらいいのか?3

【”愚行”】

前回は、どんな食事法があるのかについてお伝えしました。

相当の数がありますよね?

でも、やはり
『どれがいいのか?』
ということは迷うところだと思います。

ではどうすればいいのでしょうか?

一番重要なのは、人の話や専門家、言い伝えを考えずに、
今のあなたの自分の舌に聴く事です。


もう一度言います。 今のあなたの自分の舌に聴く事です。

一番欲しているモノ
食べた時に一番美味しいと感じるモノ

それがあなたにとって最も必要なモノなんです。

人間に限らず動物の身体の仕組みというものはとてもよくできていて、
今身体に必要な栄養素というものを無意識上で感知して、それを欲するようにできているのです。

しかし、この感覚は、現代人にとっては非常に虚ろで曖昧なものです。

野生動物は真の意味で何を食べるべきか知っています。

しかし、今の人間は脳が発達しすぎたため、頭でっかちです。

『野菜は身体にいい』
『糖質制限は最近流行っているのでぜひやってみよう』
『あの人にこの○○食事法がいいと聞いた』

と「頭」で考えて食べています。

まずは生物としての感覚を研ぎ澄ますことです。

そして、この感覚を研ぎ澄ますときに重要なことは1つです。

それは、”生物とかけ離れたもの”をなるべく食べない
ということだけです。

これは、砂糖やグルタミン酸ナトリウムなどの精製されているものもそうですが、
添加物や農薬などの精製穀類や加工食品も当てはまります。

これらは感覚を勘違いさせてしまい、味覚は衰えていきます。

もちろん、今の時代、自給自足にしたとしても、
“生物とかけ離れたもの”を食べない
というのは実質不可能です。

それでも、”なるべく”食べない、というのは、ものすごく意味があることです。

そうやって本来の感覚が機能するようになって美味しいと思えば、
それが真実であり正解です。

逆に、何かを食べると美味しくないと感じるなら、
それはあなたにとって今は必要ないものなのです。

もしあなたが特定の食事法を取り入れていて、
病気になっているとしたら、
少なくとも今行っている食事法は、
病気になってしまう可能性があります。

そして、そのことに気付くこと自体も、とても重要なことです。

子どもは純粋に行っていることです。

そして、大人だけが頭で食べるという”愚行”を犯しているのです。

コメントを残す