「考え方」カテゴリーアーカイブ

行動できないのはあなたのせいじゃない

【行動できないのはあなたのせいじゃない】

コンサルをしていると、クライアントの方から

『太るとわかっていても、つい食べてしまうんですよね~』
『知ってはいるんだけど・・・』
『頭ではわかってるんだけど・・・』

という言葉をよく聞きます。

また、いくつかアドバイスをしても
それを実際に実践する、という人は実はすごく少ないです。

あなたも実際、そんな経験はありませんか?

一体、なぜ、こんなことが起こるのでしょうか?

実際のところ、こういう場合は、
アドバイスを「受け取れていない」ために起こります。

対面であっても、
人は相手から受け取る、
ということがなかなかできなかったりします。

これは、特にその人が嫌いだ、ということではなく、
人の「脳の機能」がそうさせているのです。

カウンセリングなどにおいても、
カウンセラーの人がただ聴いているだけで
話した人が自分の中から答えを見つけて、
自分で解決に至ったりしますよね?

これは人に話すときに、
自分の記憶を順序立てたりして整理する必要がありますが、
その過程において、既に解決法を導き出しているからなのです。

問題解決のためのメソッドとして、
その問題の内容を書き出したり、
マインドマップを作ったりするものがありますが、
同じ原理です。

で、この脳の機能に対し、外から他の情報、すなわち
他の人の意見が入ってきたらどうなるか?

脳は、相手から発せられた言葉を自分が受け取った瞬間に、
その言葉は、自分の記憶の中のイメージと結びつけられます。

そこから、相手の意図に関係なく、
自分の中で勝手に「解釈」を作り始めます。

と同時に、恒常性(ホメオスタシス)の機能も働きます。

恒常性(ホメオスタシス)とは、
『変わりたくない』
という人間の本能です。

そしてほとんどの場合、

『これは既に知ってることだ』

という「解釈」に至ります。

何かを経験したり、人の話を聞いても、
『これは既に知ってることだ』
と「フィルター」を作ってしまい、、
言葉が心に届かなくなってしまうのです。

そのとき、あなたの心の奥の望みは、

『自分はそれを理解したくない』

というものになっているのです。

これは「表面的な理解」にとも言えます。

『自分はそれを理解した』
と思って、行動が変わらないというのが一番危険なのです。

では、どうしたら人のアドバイスを聞くようになるのか?

1つは、
自分の「行動」がどうなっているか?
ということを観察することです。

行動を伴わない「理解」は、
自分の都合のいいように解釈してフィルターをかけてしまうので、
本当の「理解」とは言えません。

一方、行動を伴なった「理解」こそが
本当の「理解」になるのです。

なぜなら、
「行動」を起こしていないと、
「習慣」化もしないし、
「現実」も変わらないからです。

そして、もう1つは、
『自分は理解できていない』
ということを認めることです。

自分の身の回りに起こっている「現実」を
“ありのまま”に観ることです。

望む「現実」になっていないのなら、
『自分は何もわかっていないんだ』
と素直に認めましょう。

普段、無意識に繰り返している行動、習慣、
そして「現実」が変わったとき、はじめて
『自分はそれを理解した』
という言葉を使えるのです。

“人間には無限の可能性がある”というのはホント~マインド4

【”人間には無限の可能性がある”というのはホント】

前回は、意識の書き換えの方法をお伝えしました。

今回は、復習も兼ねて、実際に自分で実践してみましょう。

あなたの過去の経験の中で、
「今のあなたに大きな影響を与えている」
と思うマイナスの経験を一つ見つけてください。

一つ選んだら、

「新たな視点」
「抽象度の高い視点」
を考えてみます。

この時のポイントは、あくまで自分目線ではなく、
俯瞰した視点を持つことです。

自分自身のことですが、ここでは、第三者視点
言ってしまえば、幽体離脱したイメージを持つと良いでしょう。

もしくは、

本人が実現したいと思う
「ゴール」「目標」
を設定しましょう。

これは、今持っているものでもいいし、
新たに作ってもいいです。

そして、どちらの手法でもいいので、
意識の書き換えを行なってみましょう。

「過去の経験」に対して、

「新たな視点」
「抽象度の高い視点」
を設けることで新しい「解釈」を知り、、
自分の経験がプラスに転じる姿を思い浮かべてみるのです。

もしくは、あなたの実現したい「ゴール」の実現に対して、
「過去の経験」をどうプラスに働かせていくのか?
「ネタ」にすることができるか?

ということを考えてみてください。

一切の制限をかける必要はありません。

こじつけでもなんでもいいので、
自由にイメージしてみてください。

書き出すと、目で見えてイメージしやすいので、より良いでしょう。

人間の意識には、本来無限の可能性が秘められています。

「意識」に思い描いた願望を現実のものへと変えていく、
「可能性」に満ちた存在であるのです。

よく、ビジネスで億万長者になった人、
オリンピックのような世界の舞台で活躍している人などを
「別次元」の存在、と認識してしまいがちですが、

ハッキリ言って、そんなに大した違いはないのです。

チンパンジーでさえ、遺伝子的には99%同じだと言われています。

人間同士なら、なおのことです。

ただ、多くの人は「意識」というものを使いこなしていないだけです。

多くの人たちは、望まない生き方を強いられるのは、
活かし方を知らないだけです。

あなたも、このメールをきっかけに、
「意識の使い方」を身につけてください^^

「過去の経験」は変えられる~マインド3

【「過去の経験」は変えられる】

「意識」を変えようと思ったら、

  • 「知識や過去の経験」を変える
  • 「状況」や「環境」を変える

という2つの方法が有効です。

  • 「状況」や「環境」を変える
    というのは、まあわかりますよね?

引っ越しであったり、
転校・転職であったり、
家でなく、外にでたり

難しい場合もありますが、
やろうと思えばいつでもだれでもできます。

一方、
* 「知識や過去の経験」を変える
というのはどうでしょうか?

『「過去の経験」は変えられないでしょう!?』

と思われるかもしれません。

しかし、意識を変えるのに、
「過去の経験」そのものを変える必要はなく、

「過去の経験」への「解釈」が変われば、
意識はあっさり変わっちゃうのです。

そこで必要になるのは、
「新たな視点」
です。

言い換えれば、できるだけ「抽象度の高い視点」です。

例えば、
子どもの頃に、同級生からいじめを受けて
トラウマになってしまった人がいるとします。

しかし、その人が成長して、
ある人と出会ったり、本を読んだりすることで、

自分と同じように辛い目にあった人が、
その経験を「糧」として、その後の人生でとても幸せになった

という話を知ったらどうなるでしょう?

事実を知る、ということは、つまり、

「過去の経験」への新しい「解釈」を知る

ということだけで、その人の中での「過去の経験」への「解釈」は変わっていきます。

過去のその嫌な経験をした時点から、今現在までしか見ていない「視点」では、
ただのマイナスな「過去の記憶」です。

しかし、
新しい「解釈」を知ることで、、
自分の経験がプラスに転じる可能性を見出すことができるのです。

それだけのことで、あっさりと
過去のトラウマが消えてしまうことが、実際によく起こり得るのです。

これが、

「新たな視点」
「抽象度の高い視点」

ことによる意識の書き換えです。

なお、これは、アドラーという心理学者が提唱した内容でもあります。

そして、もう1つ「過去の経験」を変えるために重要なものがあります。

それは「ゴール」「目標」です。

例えば、あなたが人生の中で、

「子どもたちにいい影響を与える立派な先生になる!」

という「ゴール」「目標」を持っているとします。

その「ゴール」と「過去の経験」を結びつければ、
自分の経験した辛く悲しい「過去の経験」は
辛く悲しい経験のままでいいわけがありません。

だから、その辛く悲しい「過去の経験」は
プラスの解釈に変わるのです。

すなわち、子どもたちに対して、
辛いことを経験しても、人はそれを乗り越えることができる、

ということを伝え、教えるための
「ネタ」
になります。

つまり、自分の「ゴール」が「過去の経験」と結びつくことにより、
プラスの経験に変換されるわけです。

「新たな視点」
「抽象度の高い視点」
を知ったり、

本人が実現したいと思う
「ゴール」
「目標」
を設定すれば、

「意識」は書き換わります。

身体や精神に何かをする必要はないわけです。

「魂」を変えるのは・・・?~マインド2

【「魂」を変えるのは・・・?】

身体・精神・魂というのは、
3つが同列にあるわけではなく、
魂の情報を書き換えれば、
身体も変わるし、精神も変わっていく関係にあるのです。

では、どうやってその「魂」、すなわち「関係性」というものを変えていくか?

それは「行動」です。

「関係性」を変えるためには、
自分の「行動」を通して変化を起こす必要があるのです。

例えば、
100万円が欲しいなら、

給料の中から一定額をコツコツ貯金したり、
自分の身の回りにあるものを売ったり

等々の100万円を手に入れる、という「行動」をとるわけです。

そして、その「行動」を起こすためにはどうすればいいでしょうか?

それには「意識」が必要です。

「行動」のアイディアは「意識」の中にあります。

「意識」の中にないアイディアは出てきません。

また、意識の機嫌、すなわちモチベーションによって
生み出される「行動」も変わります。

モチベーションがなくて気分が乗らないのを
意志の力で変えることはほぼ無理です。

このように鍵を握る「意識」に対して
意志の力で何とかしようとしても、
ほとんどの場合は徒労に終わってしまいます。

では、「意識」をどう使っていくべきか??

ここでは、
「情報」を書き換えるによって、「意識」を変えてしまう方法があります。

人の意識はコンピューターのプログラムに似てます。

というよりも、
コンピューター自体が、
人間の思考や意識をモデルに作られているので、
似てるのは当たり前なんですけどね。

コンピューターのプログラムは、
ハードディスクに書き込まれている「情報」です。

入力された値に応じて、情報処理をして、その結果をアウトプットします。

もっと簡単に言えば、スマホのアプリでボタンの種類ごとに
動き方が変わるのがイメージしやすいかもしれません。

そして、重要なポイントですが、
意識は、「勝手に」はたらきます。

腹が減れば『食べたい』
喉が乾けば『水が飲みたい』
疲れたら『眠りたい』

どうしても実現したいことがあれば、
『何が何でもやってやる!』と考えます。

すなわち、「意識」は、
自分の置かれた「状況」や「環境」に応じて、
総合的に情報を処理した上で、「勝手に」働いているんです。

これが人間の仕組みです。

そして、人間に埋め込まれているプログラムとは、
具体的には、「知識や過去の経験」です。

そして、入力される条件、というのは、
人間でいうと、
置かれた「状況」や「環境」に当たります。

つまり、「意識」を変えようと思ったら、

・「知識や過去の経験」を変える
・「状況」や「環境」を変える

という2つの方法が有効になります。

これができれば、あとは「勝手に」動いてくれるわけです。

では、次回は、具体的にどうやって、
* 「知識や過去の経験」を変える
* 「状況」や「環境」を変える
を実現していくか?についてお話します。

人間は肉体と精神と〇で出来ている~マインド1

【人間は肉体と精神と〇で出来ている】

今回は、健康・ダイエットについて、もっと大きな視点でのお話をします。

かなり難しい内容になるかもしれませんが、
これを理解して腑に落とすことができれば、
あなたはかなり躍進することができるでしょう。

まず、そもそも「人間」というのものは何か?
から入ります。

哲学的な内容になりますが、
人間は、身体・精神・魂によって出来ています。

はい、いきなり「魂」という怪しい言葉がでてきましたね(笑)

しかし、この「魂」はこう言い表すこともできます。

ここでいう「魂」とは、「関係性」や「縁」のことです。

とても「現実的な」言葉になります。

ここでいう「関係性」というものは

あなたの友人・家族・仕事仲間などの、人と人であったり
あなたが務めている会社や通っている学校などの、人と組織であったり
あなたが普段使っている道具やものなどの、人とモノであったり
あなたが抱いている想いや信念・感情などの、人と目に見えないモノであったり

あなたと関わっている「全てのもの」を指します。

そして、健康になるにせよ、ダイエット成功させるにせよ、
はたまた、
お金持ちになったり、結婚したりする等々

あなたに何らからの「変化」が起きる、という時には、
「魂の情報の変化」
が起きているのです。

要は、逆に言えば、あなたが何らかしら「変わりたい」のなら

人間関係
従事している仕事
肩書
普段食べるているもの・飲んでいるもの
普段使っているもの
住む場所

そのようなあなたを取り巻く
「関係性」の情報を変えればいい、ということです。

ものすごく端的に言うと、
「環境」や「状況」を変える

という意味です。

そして、身体・精神・魂というのは、
3つが同列にあるわけではなく、
「魂」というのものが一段上にあり、身体と精神が同列にあります。

身体も精神も、魂の情報を書き換えれば変わります。

すなわち、魂の情報を書き換えれば、
身体も変わるし、精神も変わっていきます。

例えば、
残業も多く、厳しい上司のいる職場に勤めているという
あなたと職場との「関係性」があるとします。

そのような場合、
体調を崩したり、精神を疲弊したりして、
身体・精神に影響が起こります。

逆に、
今まで独身でいた人が、
結婚・出産という新しい「関係性」を持ったとします。

そのような場合、
精神は幸福感で満たされ、更に幸せ太りのように体型も変化して、
身体・精神に影響が起こります。

このように、身体・精神・魂というのは、
3つが同列にあるわけではなく、
魂の情報を書き換えれば、
身体も変わるし、精神も変わっていく関係にあるのです。

さて、では、どうやってその「関係性」というものを変えていくか?
については、次回お伝えします。

“思い込み”でやせられる?!

【”思い込み”でやせられる?!】

僕はダイエットにおいて
色んな知識や考え方を用いることがありますが、
効果がある場合と効果がない場合があります。

体質、と言ってしまえばそれまでなんですが、
最近、なんとなーくですが、
その理由がわかった気がしますので、今回はそんなお話をします。

具体的なノウハウとかを述べているわけではないですが、
かなり本質的なことを語っているので、
そこんとこ注意して読み進めていただければと思います。

なぜ違うか?というと、ものすごく簡単に言ってしまえば、
「思い込み」
のせいなんです。

….もちろん、誤解されることも考慮して述べていますが、
自分の経験と照らし合わせると、
ほぼ確信に近いものがあります。

実は、僕の三ヶ月で10キロやせた、という経験があります。

僕のダイエット成功の原点は、二冊の本です。

いわゆる健康関係(ダイエット)の本と片付けの本です。

片付け?

と思われるかもしれませんが、本当です(笑)

実は、僕は片付けられなくて
悩んでいた時期があったのです。

・・・まあ、その詳しい話は置いといて、

その二冊の本で、
頭をハンマーで叩かれたような、強いショックを受けました。

『こんな考え方があるのか?!』

って感じですね。

そこから、僕の生活は激変します。

ダイエット=日常生活

と常に言っていますが、
生活が変われば、間違いなく体質も変化します。

それらの考え方を知ったおかげで、
僕はやせたのです。

….そんな感じでだったのですが、
今の時点で思い返して見れば、
実は「思い込み」だったのかなー

とも思っています。

もちろん、書いてあることは
間違っていません。

しかし、それでも
僕がやせることができた根本的な原因は
「思い込み」
にある、という認識です。

でも、

『思い込みでやせられたら、苦労はしないよ!』

と思われている方もいるはずです。

しかし、
「思い込み」の力をなめてはいけません。

過去の実験で、
目隠しをした人に対し、

『今からお前に焼けた鉄の棒を当てる』

と言って、音や言葉で焼けた鉄の棒であることを信じ込ませて、
実際には、普通の鉄の棒にも関わらず、
棒を当てたら、火傷や水ぶくれが起きてしまった

というものがあります。

また、
フィリピンなどの東南アジアの国々の田舎の方では、
まだまだ医者(西洋医学)はいなくて、
その代わりに病気を治す人として、呪術師がいます。

いわゆる、イタコやシャーマン、
と呼ばれる人達のことですね。

彼らの世界では、呪術師の言うことは絶対です。

そして、風邪を治したい、とした時に、
人々は彼らの元を訪れます。

そして、なんと、呪術師が用意した
“泥水”
を飲んで、風邪を治す、というのです。

しかも、人々は
その泥水をイヤイヤではなく、喜んで飲む、というのです。

しかも、その地に移住してきた日本人も、
風邪を引いたときには、
その呪術師の泥水を飲む、
というのが習慣になっている、というのです。

日本に住んでいる日本人の常識からは
考えられませんよね?

もちろん、その泥水に科学的根拠はないでしょう。
(現時点で解明されていないというだけかもしれません。)

しかし、
実際にその泥水を飲んで、
風が治った、という「現実」があります。

プラシボ(偽薬)効果、と同じですよね?

これも、薬ではないものを、
薬だと思い込んで、病気を治す、というものです。

そう考えると、
「思い込み」って、結構大きな効果がある
とは思いませんか?

ただ、現実問題として、これを実践するのは凄く難しい、と思います。

しかし、実は巷にある催眠療法や気功というものは、
この「思い込み」を巧みに利用しているのです。
(怪しげなものもいくつかありますが・・・)

あなたも、手段の1つとして、考えてみてはいかがでしょうか?

未来型健康

【未来型健康】

健康法というものは今の世の中、山ほどあります。

『何がいいのか?』

って迷いますよね?

健康法の有名どころで、
ロハスやマクロビ、ビーガンとかあり、
それぞれ、体験談、科学的根拠、専門家の推薦などを根拠に
色んな人が、あらゆる面で推奨しています。

でも、僕自身は、こういうものに「絶対的なもの」はない、と思っています。

そして、言ってしまえば、小手先のような手段にフォーカスするのではなく、
先の世界を見据えたときに、もっと着目すべき「健康的」なものがあります。

日本でよくやる長寿番組にでてくるような長生きの人たちは、
その多くが肉やお酒が好きです。

ベジタリアンを貫いたあのスティーブ・ジョブスも若くして亡くなっています。

世界的な聖人と呼ばれる人たちも
品行方正・清廉潔白ってイメージありますが、
みんな食事も適当ですし、酒もタバコもやるし、あまり規則正しく生きていません。

ちなみに、中央アメリカのグアテマラには、
マヤの土着信仰とスペイン人のカトリック信仰を起源に持つ、
「マキシモン」という聖人(偶像)がいますが、
彼は、女、酒、タバコ好き、ということで知られています。

でも、だからと言って、このように、
酒やタバコ・肉好きが健康長寿の秘訣なんだ!
と言いたいのではありません。

今の時代、世界を見てみれば人口増加・技術革新に伴い、
目まぐるしく変わっていっています。

化学物質も自然も環境も変わりまくって新しいものどんどん生まれてきています。

IPS細胞や3Dプリンタの技術により、臓器でもなんでも代替できるようになったり、
ビッグデータやAI(人工知能)の技術で、医学が飛躍的に進歩していくと、
これまでとは全然違ってくるのは間違いありません。

「人生100年時代」と言われるように、
不摂生してる人でも100歳くらいなら
医療の力で元気で全然生きれる時代が来ます。
人類史上かつてない、先例がない時代に突入してきているのが今なのです。

そうなると、
『何がいいのか?』
と考えた時に、その前提も変わるのは間違いありません。

ちょっと前の時代なら、単純に元気に長生きするのが「健康」でした。

カロリー消費を抑え、必要最低限の栄養であまり動かずにいるのが長生きの秘訣でした。

じゃあ、これらかの「健康」ってなんだろう?
となると、

「心」

がポイントになると思います。

精神的な豊かさ、というやつです。

いわゆる品行方正・清廉潔白、クリーンでピュアな生き方は
もしかするとこれからの時代には合わないのかもしれません。。。

なぜなら、それらは
「面白くない」
からです。

いくら肉体が長生きしても、
心が老化して活気を失ったら、生きていたって仕方がありません。

『〇〇は食べちゃダメ!』
『△△は食べなきゃダメ!!』

という感じでいくら健康的でも、ガチガチに厳しいルールで食事をしていたら、
ストレス溜まりまくって逆効果でしょう。

では、「心」の健康に必要なもの、心の栄養素って何でしょうか?

これは

・ロマンス
・セクシーさ
・情緒
・風情
・わびさび
・ストーリー
・好奇心

みたいなものです。

つまり、実生活には全く関係ないが、
人間に何かしらの「感情の変化」を伴うものです。

それらは、傷ついたり苦しくなったり、身体や心が痛んだりする側面もありますが、
思い切って飛び込んでみることで、面白いことが起きたり自分が新しくなったりします。

言ってしまえば、一種の娯楽、みたいなものですが
それらは間違いなく心の栄養素になります。

もちろん今の世の中にも、心の栄養素となりえるものはたくさんありますが、
これからの時代を考えると、更に重要になってくるでしょう。

今ある健康法を実践することも、とても重要ですが、
未来を見据えてこちらにも目を向けてはいかがでしょうか?

ネガティブシミュレーション~モチベーション2-3

【ネガティブシミュレーション】

モチベーションガンガン上げていって、ドンドン行動している人っていますよね?

外から見た人が
「なぜあんなに頑張れるの?」
って思うくらい。

でも、彼らはモチベーションなど実は関係ないのです。

では、モチベーション関係なしに勝手に進む状態とはどんな時でしょうか?

例えば子供のころ、夢中になって遊んだことはありませんか?

今でいえば、スマホゲームに熱中している大人もたくさんいますが、
彼らがゲームをやるのにモチベーションなんて考えていませんよね?(笑)

あなた自身にもその時の過去は絶対あるはずです。

その時の自分はどうなのか、思い出してみましょう

その時の自分の分析をしてみるのです。

また、
「ネガティブシミュレーション」も重要です。

「それをしなかったら、どんな嫌な未来が待っているか?」
を想像してみることも大事なことです。

人間にとって行動の原因となるものは2つしかありません。

「快楽を得ること」と「苦痛から逃れること」です。

そして「苦痛から逃れること」の方が、「快楽を得ること」よりも強いです。

動けていない人、もしくは知識ばかりつけてフワフワしている人は、
「ネガティブシミュレーション」をしていない人が多いです。

逆に、動いている人は、
とても現実的に考えていることが多いです。

常に最悪の未来に向き合っているのです。

「今までは、やってこなかった。」

「だから今は最悪の現実だ」

「これよりも悪くなりたくない」

「じゃあ、今からやらないと、死んだ方がマシ、」

という未来を想像してみることです。

また、いつまでも、モチベーション上がらないと悩む時間があったら、
やらないといけないことをやる時間に費やした方がマシです。

悩んでいる間にも、人間の脳は
「やらない理由」を作っているのです。

だったら、お金にものを言わせて、教材を買ってみて
やらない理由をドンドン減らしていく、というのも手段としてはあり得ます。

モチベーションを上げる以前に圧倒的に足りないもの~モチベーション2-2

【モチベーションを上げる以前に圧倒的に足りないもの】

「やる気がでない・モチベーションが上がらない」

の理由について、「エフィカシー(自己効力感)」が低いというものがあります。

これは、すなわち

『俺(私)はできる!』

ってことをどの程度「確信」しているか??

ってことです。

では、なぜ確信できないか、というと、

  • ゴールを達成できるという臨場感が低い

という理由があります。

今回は、これについての解説をしますね。

蛇口をひねったら水が出る

当たり前ですよね?

でも、これが当たり前なのは日本をはじめとする先進国のみで、
いまだに水に苦労している国はたくさんあります。

でも、これは、僕たちは蛇口をひねったら水が出ることを「確信」しています。

当たり前だと思っています。

それはなぜか?

それは、蛇口をひねったら水が出るということに「臨場感」を持っているからです。

つまり、昔からの日常で蛇口をひねったら水が出るということを毎日のように繰り返しているからです。

では、どうすれば「臨場感」を持てるようになるのか?

具体的対策は、「情報のインプット」です。

新しい情報のインプットをすることです。

「やる気がでない・モチベーションが上がらない」
という人は、ハッキリ言って圧倒的な「インプット不足」です。

・何をすれば望む結果を出すことができるのか?
・行動することによって何が得られるか?
・なぜ、その結果を出す必要があるのか?
・なぜ、その結果を出したいのか?
・行動を習慣化するにはどうしたらいのか?
・行動するときに障害となっていることは何か?
・その障害を取り除くのにはどうすればいいのか?
・行動している最中に、周りの人はどんな反応をしたのか?
・結果を出した後のデメリットは何があるか?
・結果を出した時、周りの人間はどう反応したか?
・行動していることで副次的に何が得られたか?
・結果を出した人がその後どういう人生を歩んでいるか?
etc…

何にせよ、行動をして結果を出すためには、これらの膨大な情報が必要です。

ほとんどの人は、
・何をすれば望む結果を出すことができるのか?
・行動することによって何が得られるか?
くらいしか情報を仕入れていません。

それでは、「臨場感」は全く足りません。

「臨場感」を持つには、圧倒的な情報が必要なのです。

余談ですが、これって実は今流行のAI(人工知能)と同じことなんです。

今の人工知能は、実用化はやっと始まったばかりなので、ぶっちゃけ大したことはできません。
でも、これから膨大な情報をインプットしていくことで、僕たちの生活はさらに飛躍したものになるでしょう。

でも、データ量が少なかったり、ゴミデータしか入れていなければ、ゴミみたいな行動しかできません。

人間も同じなんですね。

その情報を最も効率的に手に入れるには、
既に達成できている人の情報を仕入れることです。

そして、その人の背景にあるのは何か?を考えることです。

そのためには、その人にストーカー用にへばりつくってのが一番なんですが・・・
現実的ではないですよね?
(実際、成功者のカバン持ちすることが成功者への一番の近道と言われます)

ならば、その人が発信している情報を聞きまくる、というのが現実的に最も効率のよい方法でしょう。
具体的には、
「自動インプット」状態を作るということです。

今は、ポッドキャストのような音声やYoutubeのような動画サービスなどいくらでも手に入りますので、
それを通勤・通学中でも聞きまくったり、見まくったりすることです。

「やる気がでない・モチベーションが上がらない」の具体的対策として、
この「情報のインプット」はかなり有効です。

是非、お試しください。

過去の上書き?!~モチベーション2-1

【過去の上書き?!】

「やる気がでない・モチベーションが上がらない」

この対処法については、かなり色々書いてきました。

で、結局根本的なところは、なんだろうな~って思った時に、

「エフィカシー」

というものが重要なファクターであることに気が付きました。

これって、ご存知の方もいるかもしれませんが
要は「自己効力感」、すなわち

『俺(私)はできる!』

ってことをどの程度「確信」しているか??

ってことです。

つまり、
「やる気がでない・モチベーションが上がらない」
ってことは、『俺(私)はできる!』とは確信していない、ということ。

ほとんどの人が、この「エフィカシー」が低いです。

この「エフィカシー」の鍵となっているのは、
「過去」の経験です。

「過去」において嫌な経験・辛い経験が、いわゆる苦手意識を作っているのです。

このことについて、その昔、フロイト、っていう学者さんが言ってました。

「今の自分は過去の自分の積み重ね」

過去の経験が今のあなたを作っている、ってことです。

過去のトラウマ、ってのもそうですね。

また、逆に、
「過去」において好きだった経験・うまくいった経験が、得意意識を作っているのです。

じゃあ、それなら、苦手意識を持っているものは一生苦手なままなのか?

というと、そうでもありません。

「過去は上書き」できるのです。

そんなことを言ったのが、アドラーっていう学者さんです。

これはどういうことか、というと、

例えば、
仕事とかですごく厳しい上司がいて、いつも叱っているので、嫌な経験になってしまった
とします。

でも、転職して厳しい上司もいなくなった。

そしてその仕事をしたときに、以前よりもはるかにうまくいくようになった。

ってことはありませんか?

なぜ、うまくいくようになったか?

それを思い返してみると、
以前の職場で厳しかった上司の元では、なるべく叱られないように
細心の注意を払って仕事をするようになり、スキルも上がったからです。

そう考えると、厳しい上司の元にいた経験が、嫌な思い出から良い思い出に変わりますよね?

これが、「過去の上書き」です。

別名、オセロ理論、とも言います。

オセロは、同じ色の駒で挟めば、その間の色がすべてひっくり変える、というルールだからです。

すなわち、「過去の上書き」ができるようになれば、
苦手意識を克服できるようになり、エフィカシーも上がる、というわけです。

今回は、「やる気がでない・モチベーションが上がらない」ための対策として
「過去の上書き」についての説明を行いました。

これは、実は気が付いていないだけで誰にでもあり得ることだと思います。

ただ、それに気づけるか、気づいていないか、だけの違いです。

是非、あなたの「歴史」をたどってみて、「過去の上書き」をしてみてください。