間合いを制するものはダイエットを制する

※写真は、担々麺

 

 

【間合いを制する者はダイエットを制する】

武道の世界には、「間合い」という言葉があります。


<間合い>

剣道で,自分と相手との距離。
剣先 (けんせん) がわずかに交差した距離を「一足一刀の間合い」といい,その状態から1歩踏み込めば相手を打突でき,1歩引けば相手の打突をかわせる,攻防における重要な間隔である。


ブリタニカ国際大百科事典より

この「間合い」というのが
達人クラスならともかく、
一般の人にとっては、馴染みはないかもしれません。

しかし、武道でなくても、これと似たようなことを経験する機会があります。

それは、「人間関係」です。

特にビジネスをやっている人にとって
「間合い」は非常に重要です。

ビジネスで重要な要素に
「アイスブレイク」
「ラポールの構築」
というものがあります。

要は、見込み客とどれだけ仲良くなれるか?
ということです。

全く知らない人からは商品を買いたくはありませんが、
仲良くなった人からは、商品を買ってもらいやすくなります。

人間関係が近しいことを「間合い」が近い
人間関係が遠いことを「間合い」が遠い
とするなら、

「間合い」をうまく取れるかどうかで
ビジネスの成功失敗も決まります。

「間合い」が遠い人に売り込んでも当然買ってくれるわけがありせん。

「間合い」が近くても、それに気が付かずに売り込みをしなければ、もちろん買うわけがありません。

ダイエットに話を戻しましょう。

ダイエットアドバイザー小林一行さんを
ご存知でしょうか?

彼はこんなことを言っています。


食べることと「いい距離」を取る

ダイエットが、極端に行くと
食べることが「ダメなこと」と
なってしまい「拒食」になる。

また、拒食の人は、過食へと
極端にいくこともある


 

ダイエットで気をつけることは
「食べること」と「いい距離」を取ること
だそうです。

この「いい距離」というのが
この「間合い」と同じなのです。

ダイエットがうまくいかない人は
理性で『食べちゃダメだ』
と思いつつも、

本能がそれについていかず
結局食べてしまう。

「食べない」が極端になると、
「食べること」が「悪いこと」になります。
「食べること」は本来、
「生きる」ためにあるはずです。
(例外もありますが)

目の前にある「食べること」と
「いい距離」が取れなかったばかりに
起きてしまった「悲劇」です。

「いい距離」がどれくらいの距離なのか?

それは、
その人によっても、
時間によっても、
場所によっても、
全然異なります。

はじめはもちろん、簡単にはいきません。

だからこそ、
まずは「間合い」を意識することが第一歩なわけです。

そこから実戦を重ねて、身につけていきましょう。

ビートたけしさんが「間抜けの構造」
という本でこう言っています。


“間”を外せば、“魔”ともなる。


 

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